SNSで流れてくる、あのふわふわとした毛並みに鋭い牙、そしてどこか愛嬌のある大きな瞳を持つキャラクター「ジモモ(ZIMOMO)」。POP MARTが展開する「THE MONSTERS」シリーズの中でも、圧倒的な存在感を放つこのキャラクターに心を奪われる人は後を絶ちません。しかし、いざ手に入れようとPOP MARTの店舗へ足を運んでも、棚は空っぽ。ネットで検索すれば定価の数倍というプレ値で取引されており、「一体どこに行けば定価で買えるのか」と途方に暮れるのが現実です。
ジモモが入手困難な理由は、そのキャラクター設定上の「レアリティ」と、熱狂的なコレクターによる争奪戦にあります。ジモモは主人公「ラブブ(LABUBU)」たちのリーダー(首領)という設定であり、商品化される際もシークレット枠や限定品、あるいは高額なMEGAシリーズとしてラインナップされることが多いため、通常のラブブよりも流通数が少ない傾向にあります。したがって、漫然と店に行っても出会える確率は極めて低く、発売日や再販情報を正確に把握し、抽選販売に参加するなどの戦略的な行動が不可欠です。
本記事では、2026年現在におけるジモモ(ZIMOMO)の確実な購入ルートと、定価で手に入れるための具体的な攻略法を提示します。原宿や大阪の旗艦店で行われる抽選予約の仕組みから、公式オンラインストアでの争奪戦を勝ち抜くコツ、そしてAmazon公式ストアの活用法までを網羅しました。偽物を掴まされないための真贋知識も含め、あの愛すべきモンスターをあなたの部屋に迎えるための地図をここでお渡しします。
ジモモ(ZIMOMO)が買える場所と最速ルート
ジモモを手に入れるためのルートは、「ブラインドボックス(小さいサイズ)」を狙うか、「MEGAコレクション(大きいサイズ)」を狙うかで戦略が異なります。まずは結論として、正規品を購入できる可能性が高い店舗とルートをリストアップします。
- POP MART直営店・旗艦店(原宿・渋谷・心斎橋など)
- POP MART公式オンラインストア
- POP MART公式Amazonストア・楽天市場店
- POP MART ROBOSHOP(ロボショップ・自販機)
- LOFT(ロフト)などの正規取扱店
POP MART直営店・旗艦店(原宿・渋谷・心斎橋など)
最も確実性が高いのは、品揃えが豊富な直営店です。特に「POP MART原宿本店」や「渋谷PARCO店」、「大阪・心斎橋店」などの旗艦店は、新作の入荷数が多く、ジモモが含まれるシリーズの在庫も比較的安定しています。ただし、人気商品(特にMEGAサイズや限定品)の発売日には、事前の「入店抽選」に当選しなければ店に入ることすらできない場合があります。LINE公式アカウントでの情報収集が必須です。
POP MART公式オンラインストア
近くに店舗がない場合、公式オンラインストアがメインの戦場となります。ここでは、ブラインドボックスの「ピース買い」だけでなく、全種類が揃う「アソートボックス(BOX買い)」も可能です。ジモモが含まれるシリーズを箱買いすれば、一定の確率で手に入ります(確定ではありません)。また、オンライン限定の再販や、キャンセル分の放出もゲリラ的に行われるため、常にチェックが必要です。
POP MART公式Amazonストア・楽天市場店
Amazonや楽天市場にもPOP MARTは公式出店しています。自社サイトよりもサーバーが強く、決済もスムーズなため、新作発売時のアクセス集中時にはこちらの方が買いやすいケースがあります。特にAmazonでは、過去のシリーズが定価(またはそれに近い価格)で在庫復活していることがあり、見逃せないルートです。必ず「販売元:POP MART」であることを確認してください。
POP MART ROBOSHOP(ロボショップ・自販機)
商業施設や駅構内に設置されている黄色い自動販売機「ロボショップ」も、意外な穴場です。ここにはブラインドボックスがメインで投入されています。店舗では売り切れているシリーズが、自販機には残っているという現象が多々発生します。ディスプレイでラインナップを確認し、ジモモが含まれるシリーズ(THE MONSTERSシリーズなど)があれば、その場で購入可能です。
LOFT(ロフト)などの正規取扱店
ロフトやヴィレッジヴァンガードなどのバラエティショップも正規取扱店ですが、直営店に比べると入荷数は少なく、入荷時期も遅れる場合があります。しかし、直営店が激戦区であるのに対し、地方のロフトなどはライバルが少なく、発売日から数日経っても在庫が残っていることがあります。「THE MONSTERS」シリーズの取り扱いがあるか、事前に電話で確認するのが効率的です。
直営店での購入攻略法:抽選とゲリラ販売
人気のジモモ、特に「MEGA SPACE MOLLY」とのコラボや、58cm、1000%といった大型フィギュアを定価で手に入れるには、店舗の販売ルールを熟知する必要があります。
- LINEミニアプリでの「事前抽選」に参加する
- 発売日当日の「整理券配布」に並ぶ
- 再販(リストック)のタイミングを狙う
LINEミニアプリでの「事前抽選」に参加する
新作の大型ジモモや限定シリーズが発売される際、POP MART JAPANは混雑緩和のために「LINEミニアプリ」を使用した事前抽選を行うのが通例です。
- POP MART JAPANのLINE公式アカウントを友だち追加する。
- メニューから「抽選販売」または「入店予約」を選択する。
- 希望の店舗と商品を選んで応募する。
当選すれば、指定された日時に店舗へ行き、確実に購入できます。これが最も安全な入手方法です。応募期間は発売日の1週間〜2週間前であることが多いため、情報のアンテナを張っておく必要があります。
発売日当日の「整理券配布」に並ぶ
事前抽選が行われない商品や、通常サイズの新作シリーズの場合、発売日当日に店頭で整理券が配布されることがあります。しかし、近年の加熱ぶりを考慮すると、開店時間に行っても整理券が終了していることがほとんどです。各店舗のSNS(XやInstagram)で「当日の並び場所」や「集合時間」が告知されるため、それに従って早朝から並ぶ覚悟が必要です。
再販(リストック)のタイミングを狙う
発売日に買えなくても、諦めるのは早いです。POP MARTは人気商品の再販を頻繁に行います。特に平日の午前中などに、予告なく在庫が復活(リストック)することがあります。店員に「次の入荷はいつですか?」と聞いても教えてもらえませんが、X(旧Twitter)で「ポップマート 再販」などで検索すると、実際に店舗で遭遇した人の報告が見つかります。これらをヒントに、週末ではなく平日の店舗を巡回するのが「ジモモ狩り」のコツです。
「ジモモ」と「ラブブ」の違いとシリーズ解説
「ジモモが欲しい」と思っていても、似たキャラクターである「ラブブ(LABUBU)」と混同して買ってしまうケースがあります。両者の違いと、ジモモがラインナップされているシリーズを整理します。
- ZIMOMO(ジモモ):群れの首領、尻尾がある、サイズが大きい
- LABUBU(ラブブ):主人公、耳が長い、バリエーション豊富
- ジモモが含まれる代表的なシリーズ
ZIMOMOとLABUBUの特徴比較表
| 特徴 | ジモモ (ZIMOMO) | ラブブ (LABUBU) |
|---|---|---|
| 役割・設定 | モンスターの群れの首領(ボス)。 | いたずら好きな主人公。 |
| 見た目 | 尻尾がある。耳が少し丸みを帯びている場合が多い。 | 尻尾がない(または短い)。耳が長く尖っている。 |
| サイズ感 | ラブブより一回り大きく描かれることが多い。 | 標準的なサイズ。 |
| 商品展開 | MEGAサイズやシークレット枠が多い。 | シリーズのメインとして多数展開。 |
| 性格 | 正義感が強く、冒険好き。 | やんちゃで好奇心旺盛。 |
ジモモが含まれる代表的なシリーズ
ジモモ単体のシリーズは少なく、基本的には「THE MONSTERS」シリーズの中にラブブと共にラインナップされています。
- THE MONSTERS – Have a Seat: 最近の人気シリーズ。座っているポーズが特徴。ジモモもラインナップされています。
- THE MONSTERS – Tasty Macarons: いわゆる「マカロンラブブ」。ここにはジモモはいませんが、顔が似ているため間違えやすいです。
- THE MONSTERS – Animals: 動物の着ぐるみを着たシリーズ。
- MEGA ZIMOMO: 58cmや1000%の巨大フィギュア。これはジモモ単体の商品として発売されますが、入手難易度は最高クラスです。
ブラインドボックスを買う際は、パッケージ側面のラインナップ表を見て、「ZIMOMO」という名前があるか必ず確認してください。
偽物(フェイク)を避けるための真贋チェック
ジモモはその人気ゆえに、精巧な偽物(コピー品)が市場に溢れています。特にフリマアプリや非公式の通販サイトを利用する場合は、最大限の警戒が必要です。
- 箱の「ホログラムシール」とQRコード
- 足裏の「POP MART」刻印とロゴ
- 「海外版」「箱なし」という言葉の罠
箱の「ホログラムシール」とQRコード
正規品の箱には、必ず偽造防止用の「ホログラムシール」が貼られています。このシールにはQRコードが付いており、スマホで読み取るとPOP MARTの真贋判定サイトに飛び、正規品であることを証明する番号が表示されます。フリマアプリで購入する場合、このシールの写真があるかどうか、そしてQRコードの読み取り結果(スクラッチを削った後のコード)を確認できるかが重要な判断材料になります。
足裏の「POP MART」刻印とロゴ
フィギュア本体の足裏には、「POP MART」のロゴと「©Kasing Lung」の著作権表記が刻印されています。偽物は、この刻印が浅かったり、フォントが微妙に違ったり、あるいは全くなかったりします。また、塗装の精度も重要です。正規品は目や歯の塗装がシャープですが、偽物ははみ出しや色ムラが目立ちます。写真で足裏のアップを見せてもらいましょう。
「海外版」「箱なし」という言葉の罠
メルカリなどで「海外版のため安くします」「箱なし現品のみ」として出品されているものは、偽物である確率が非常に高いです。確かに海外限定の商品も存在しますが、POP MARTはグローバルで品質管理を行っており、「海外版だから塗装が雑」ということはありません。「工場直販」や「並行輸入のアウトレット」といった言葉に惑わされないでください。箱とカードが揃っている完品を選ぶのが鉄則です。
ジモモ どこで 買える?に関するよくある疑問
ジモモの購入に関して、コレクター初心者が抱きがちな疑問をQ&A形式で解決します。
定価はいくらですか?
ブラインドボックス(通常サイズ)の場合、1個あたり 1,650円〜1,980円(税込) 程度です。シリーズによって異なります。
MEGAコレクション(大きいサイズ)の場合、400%サイズで 25,000円〜30,000円、1000%サイズで 100,000円〜 が目安です。Amazonやメルカリでこれより極端に高い場合は転売価格、極端に安い場合は偽物を疑ってください。
「アソートボックス」を買えば必ずジモモは出ますか?
必ず出るとは限りません。
1BOX(12個入りなど)を買えば、ノーマルキャラは被りなしで揃う仕様(アソート)になっています。しかし、ジモモが「シークレット枠」や「スーパーシークレット枠」として設定されているシリーズの場合、1BOX買っただけでは出ない確率の方が高いです(シークレットの封入率は1/144など)。ジモモが「ノーマル枠」としてラインナップされているシリーズであれば、BOX買いで確実に入手できます。
再販情報はどこで知れますか?
POP MART JAPANの公式SNSが最速です。
X(旧Twitter)の「@POPMARTJapan」およびInstagramアカウントをフォローし、通知をオンにしてください。新商品の発売日だけでなく、人気商品の再入荷情報もアナウンスされます。また、店舗ごとの独自のアカウント(例:POP MART 原宿店)がある場合は、そちらもフォローすると店舗限定の在庫状況がわかります。
ジモモのぬいぐるみが欲しいのですが?
「THE MONSTERS」シリーズにはフィギュアだけでなく、ぬいぐるみ(プラッシュ)も存在します。特にフェイスパーツがソフビで体がぬいぐるみのタイプが人気です。これらも直営店や公式オンラインで購入可能ですが、フィギュア以上に入手困難な場合があります。雑貨店よりも直営店を優先して探してください。
まとめ
2026年現在、ジモモ(ZIMOMO)を定価で確実に手に入れるための地図は以下の通りです。
- 確実性No.1: 「LINEミニアプリ」で直営店の抽選販売に応募する。
- Webで購入: 「公式オンラインストア」または「Amazon公式ストア」の在庫復活を監視する。
- 穴場狙い: 街中の「ロボショップ(自販機)」で在庫を探す。
- 注意点: フリマアプリの「箱なし海外版」は偽物のリスク大。必ずホログラムシールを確認する。
ジモモは、ただ店に行けば買えるキャラクターではありません。しかし、情報収集と正しいルート選択を行えば、定価で迎え入れることは十分に可能です。あの愛くるしい首領を手に入れ、あなたのコレクションのセンターに飾ってください。

